高野山 宿坊のことまとめ④
今回は「朝食・夕食」と「朝の勤行」について書いていきます
宿坊に一人で泊まる上で気になること、それは「食事」についてじゃないかと思います。少なからず、一人で行くとなると「大広間で他のお客さんと一緒に食べるのは嫌だな・・・」と思う方も多いかと思います。ひとり旅好きな私も、泊まるとこで気になるのは一人でリラックスして食事ができるかどうかはとても気になります。
「どこで食事をとるか」というのはやはり宿坊それぞれで違うようです。私の宿泊した3つの宿坊について書いていきたいと思います。
大円院・・・朝食・夕食共に自分の部屋ではなく別の部屋でとりました。ただし、大広間で他の宿泊客と、ではなく一人でした。桜の絵が描かれた部屋の真ん中で一人でゆっくり食事をしました。なんとも贅沢な空間☺️ただ、私が泊まったのが12月の高野山では閑散期にあたる時期でしたのでそのような状況だったのかもしれません。心配な方は事前にお問い合わせを。
成福院・・・朝食は勤行の後に大広間で他の宿泊客の方といただきました。他の方と、と言っても私の他にご夫婦が1組だけでしたので特段気まずい感じもなく落ち着いていただけました。夕食共にお部屋でいただきました。時間になるとお坊さんや使用人さん達がさささっと食事を準備してくれます。ある程度時間が経つと食事を下げに来てくれます。特段「下げに来てください」とか電話しなくても大丈夫です🤗
西禅院・・・夕食はお部屋、朝食は勤行の後に大広間で一緒にいただく感じでした。内容としては成福院さんと同じ感じです。
ありがたいことに、どの宿坊も夕食は一人でゆっくり食べれる感じでした。朝食は大広間で皆さんとご一緒、ってパターンが多かったですが、それはそれで楽しかったですよ😀ガヤガヤ騒がしい感じは一切なく、それぞれの食事に集中するか、少し会話を交わす程度。大広間でも落ち着いた雰囲気で食事できました。
続いて、「朝の勤行」についてです。
宿坊では朝の勤行に自由に参加できます。これは宿坊に宿泊する醍醐味だと私は思います。ホテルや旅館では絶対体験できません!毎朝6時くらいから行われています。宿坊や季節によって時間は変わりますのでチェックインの際に確認することをオススメいたします。朝起きるのは大変ですが、心地よいお経をずーっと聞いていると、なんともリラックスできます。正座がきつい方は椅子もありますよ☺️私は正座キツイ派なので迷わず椅子を使わせていただきます(笑)
なんと私は宿坊に泊まった際、勤行の時間を勘違いしてしており、勤行が行われている場所に行ったらすでにお経の声が・・・という体験をしたことがあります。「わーこれは途中から入ったらダメなやつ😨」と思い、その日が勤行に参加するのを諦めました。
その日の朝食の後にお坊さんに正しい勤行の時間を教えてもらうと、「勤行は途中から入っても大丈夫ですよ」と教えていただきました。二日目は始まる5分前にいきましたが、やはりお経は始まっている様子。しかし、団体のお客さんが次々に入っていくので、私も一緒に入って行きました。私は全く般若心経は覚えてなかったのですが、団体の方々はご住職さんと一緒に般若心経を唱えていました。般若心経を覚えていくと、さらに勤行で密教のパワーの吸収できるかも!?しれません😆
私も今は般若心経を唱えられます!
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